サンジュウ○

流血の惨事-1-

この間、取引先に行く途中、ゲートボールをしている老人会?の人たちが視界に入って来た。

そして、過去の痛い思い出が甦って来た。

私の生家の前は当時大きな広場でした。
3才(くらいだっと思う)の日曜日の昼下がり、一人でお好み焼きの砂を取りに行ってたときのこと。(大阪ならではの遊びですね笑)

ゲートボールをしている老人会の人たちの邪魔にならない場所で
広場の砂をスコップでバケツに入れていたら、
背後から音も立てず、老人会の老人の孫と思しき少年(当時の私より幼い)が、
いきなりトンカチで私の頭を叩いてきたのです。

あのゲートを土に打ち付けるトンカチですよ、トンカチ。

あまりの衝撃に泣き叫ぶ私。
家は目の前。
泣いて家に帰ろうと思ったら、そのガキの祖父がすっ飛んでやって来て、
私に謝り、私を抱き、自転車に乗せる。
私は家が目の前であることを指さしてジジイに訴えるが聞いてもらえない。

「とにかく病院へ行こう」とジジイは言う。
自転車は走り出す。
もの凄いスピードで走っていく。
私はどこの病院へ連れて行かれるのか分からないので、周りの景色を注意深く見る。
この道はきっと、あの病院だ!と思う。
しばらくすると病院に着く。

が、しかし、日曜日。
お城のような分厚い木で出来た大きな門は閉まっている。
インターホンを押してみるが応答無し。

ジジイ落胆。
私の頭からは血。

ジジイまた自転車を漕ぐ。
着いた場所はジジイの家。
「おじいちゃんの家はここやからな。」
ガキの私は何故ジジイの家を教えられるのか分からなかった。
家に帰らせてくれという気持ちが大きかった。
「私の家はあの広場の前。早く帰りたい。」
「今から家に連れて帰ってあげるからな。おじいちゃんの家ここやからな。」念押しされる。

ようやく家に帰ることが出来、母に一部始終説明して謝るジジイ。
慌てて私の頭部を確認する母。
血を発見!
母、自転車に私を乗せ、猛スピードで病院へ向かう。

・・・・・同じ病院に行こうとしている・・・・

自転車の後ろから母の背中を叩き
「あそこの病院さっき行ったけど閉まってたよ」と教えるが、
母は行き先を変えようとしない。
「お母さんやったら、大丈夫!」

もぉ、頭痛いとかそんなことはどぉでもよくなっていた。
むしろ、その自信はどこからきてるん?
なんで同じ病院に行くん!?行ってもしゃーないのに。。。
私は治療して欲しいねん!!と思っていた。

病院の前に自転車を止め、インターホンを押し、門を叩きたおす母。
その叩きっぷりは凄かった。

暫くしたら開門。

無事治療してもらい、スパイダーマンみたいなネットを頭に被せられ、
ちょっと楽しいけど、恥ずかしいなと複雑な私。

病院を出てすぐ母に叱られた。
「なんで家の前やのに、帰って来なかったの?!」
「だって、おじいちゃんが・・」←発言させてもらえない。
「お母さんやったらすぐに診てもらえたやん!あんなおじいちゃんに何が出来るの!」
「・・・・」
「これから、こんなことがあったら、すぐに帰ってきなさい!」
「はい」
「おじいちゃんの家どこ?」
「かくかくしかじか」
母強し。
母の愛を痛烈に感じるエピソードです。

しかし、私には痛い思い出です。
一時期、坊主にしたかった私ですけど、この傷が頭にあると思うと出来なかった。。。
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by evan_mari_william | 2005-05-13 03:31 | 病気
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旗あげて、存在アピールしましょね。
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